見出しって難しい 弘道小で新聞読み比べ

 5月12日、弘道小学校(関根正弘校長、309人)の5年2組(30人)で「新聞記事を読み比べよう」の授業が行われた。

 最初に担任の丹羽千裕教諭(27)から「新聞記事の書き手が最も伝えたいことがどんなことか考えよう」とこの日の学習ポイントを教えた。

 このあと、児童たちは自宅から持ってきた読売新聞や読売KODOMO新聞などを広げ、ページをめくりながら自分の気に入った記事を切り取り、見出しを隠して隣の子と交換しあった。そして、その記事にどのような見出しが付いていたかを考えた。

 「わかんないよー」と悩んだり、何度も記事を読み返しじっと考える児童もいた。途中で「皆さんがどう思ったかで決めてください」とアドバイスも。

 授業の最後に「見出しは、たくさんの文章をまとめているもの」「見出しは、人の目を引くとても大事なもの」と気づいた点が挙げられた。 

 授業を終えて「新聞を読む機会が増えれば文章理解につながる」と丹羽教諭は話していた。


(写真)新聞を広げ記事探し

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