千住ネギを収穫したよ! 平野小学校

 4月15日、平野小学校の6年生児童79人が「千住ネギ」の収穫を行った。

 今回収穫した千住ネギは、学校に隣接する学校農園で昨年8月31日に種をまき、10月に定植したもの。足立区農業委員のアドバイスを受け大切に育ててきた。

 最初に「ネギの地際を持ってまっすぐに抜く」と収穫方法を教えてもらい、さっそく畑へ。種取り用の3畝を残してあっという間にネギを抜き取ったが、まだあまり成長してないネギは、改めて畝に植え直し成長を待つことになった。

 「もう少し大きく育ってくれるかなと思ったが…」と農業委員会の荒堀安行会長。それでも十分食べられそう。収穫したネギは児童たちに配られ家に持ち帰る。「ネギ大好き」「納豆に入れて食べよう」「焼いて食べようかな」とネギをかかえて夜の食卓に思いを馳せていた。

 今後、今回残したネギから7月下旬ごろに種を採取して下級生に引き継がれ、またその種を撒く予定。

 足立区を中心に栽培出荷されていた江戸東京野菜の千住ネギ。これを復活させようと、同校と千寿双葉小学校、栗原北小学校が栽培に取り組んでいる。


(写真上)「採れた!」とネギを見せる児童
(写真下)収穫したネギに大喜び

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