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(2007年6月15日配信)

足立高で金銭感覚知る授業
引いたカードをもとに将来の生活をシュミレーションした生徒たち 将来の働き方や稼ぎ方を長期的な視点で選ぶ大切さを伝えようと、都立足立高校で13日、金銭教育授業が実施された。
 高校生たちが安易に進路を決めないように、現実に即した金銭感覚を養うことがねらい。東京都教育庁「教育支援コーディネーター」事業の一環として、3年生261人を対象に行われた。
 授業では、生きていくにはお金がかかることや、働き方によって収入や生活スタイルが変化することなどを、カードを使ったゲーム形式で体験した。
 カードは「稼ぎ方・働き方」「月収」「暮らし方」の3種で、生徒たちは引き当てた条件をもとに将来の生活をシュミレーション。働き方は正社員、派遣社員、フリーターの3種あり、各雇用形態別に収入から逆算し、必要な労働時間を算出。高給取りでもフリーターだと自由な時間の確保が難しいことを知るなど、それぞれのメリット・デメリットを考えあった=写真=。
 フリーターで既婚、子ども2人のカードを引いた男子生徒は「月収20万円ではやっていけない。自由な時間も少なくなるし、子育てはむつかしいと思う。共働き、かな?」と頭をかいていた。
 また生徒たちは、一人暮らしに必要な生活費を算出し、生きていくために必要なコストを計算。近い将来、納めることになる保険や税金による支出が想像以上に多いことを知り、驚きを隠さなかった。
 この授業は、教育コーディネーターとしてNPO法人「育てあげ」ネットが担当。リアルな金銭感覚の欠如が誘発するニート状態への予防を目指し、GE Moneyなど有識者が開発した金銭基礎教育プログラムを活用して授業を行った。

 

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