足立区は、エコネット事業として自動回収機(リバース・ベンディング・マシン=RVM)を用いたペットボトル回収を区内スーパーマーケットと協働し進めている。24日、17台目がベニースーパー佐野(佐野二)に設置された。
同店はこれまでもトレーや牛乳パックのリサイクルを実施。さらに機械導入の事前PRも良かったようで初日にもかかわらず、利用者がひっきりなしに訪れていた。同店統括本部長の亀山直明さんは「エコとへそくりが一緒にできるこのシステムを地域のお客様に役立てていただきたい」と期待する。
あだちエコネット事業は、環境ICカードを利用したポイントシステムを導入。空ペットボトルを自動回収機へ入れると、ポイントカードにポイントがたまる。1本で5ポイント。1000ポイントたまると、100円相当の買い物券や店のポイント等に換えられる。4月からは、リサイクルおもちゃとも交換ができる。今年度中に機械設置を30か所にふやす計画。
足立区から事業受託している(株)トムラ・システムズ・ジャパン・アジアパシフィック事業開発本部長松村あづささんは、次のように語る。
回収機利用でポイントがたまることは、集積所に出すのとは異なり、利用者のリサイクル意識が高まる。カード化したことで、特にリサイクルに関心が低いといわれる若年層も取り込むことができた。機械で破砕して容量が小さくなるので物流費用が安くなる。自治体の収集リサイクル費用は、一般に1キロ当たり約150〜200円だが、 機械の場合100円くらいに収まる。足立区は、集客力があるスーパー店頭に機械を設置したことで稼動効率を上げている。現在、足立区、中野区等、7区で計50台が導入されている。
区環境部では「この事業は、RVMの設置場所を提供するスーパー各社をはじめ、多くの企業が協働したプロジェクトです。現在、ICカードは約1万6000枚発行されています。さらに区民との協働により環境活動を発展させていきたい」と話している。 ◆回収機RVM設置スーパーマーケット
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