23日、栗島小学校(齋藤由隆校長)で、開かれた学校づくり協議会による家庭教育講演会が行われた。元足立区教育長の佐々木一彦氏=写真=が「子どもたちの人間力を育てよう」のテーマで、約50人の保護者らを前に熱く語った。
佐々木氏は興野に生まれ育った。71歳になる同氏の少年時代の暮らしぶりを語り、子どもたちを取り巻く環境の変遷について分かりやすく説いた。父親から「言うことをきかないと、羊かんを口にねじ込むぞ!」と言われた等のエピソードを披露し、どこかゆとりのある時代だったと回想した。
なかでも特に強調したことが、個人が極める能力と、市民として発揮される能力は同一ではないこと。人間っぽさと力強さを持った生きる力は市民としての能力を高め、よき社会人を形成すると話した。
講演は、理論的になりがちなテーマを講師の体験談を話すことにより、参加した保護者らが実生活に照らし合わせる作業ができ、理解が深まったようだった。
佐々木氏は、足立区教育長を平成元年から2期、前東京都社会教育委員、現在文教大学講師を務める。 |
|