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健康舞踊体操と朗読発表会〜大石もり子氏が育てた元気な輪 (2009/08/24)



 中央本町1丁目に在住する絵本作家で、日本舞踊の名取でもある大石もり子さん(82)は、年齢を全く感じさせないおしゃれなスーパーレディだ。

 これまで10冊余の絵本を出版し、日本文芸大賞童話部門で優秀賞を受賞したこともある。また自分の作品を朗読するサロンも主宰している。

 一方、日本舞踊の技術をいかし、手ぬぐいやボール等の小道具を用いた高齢者向けのリズミカルな「健康舞踊体操」の考案者としても名高い。

 この健康舞踊体操は、区内住区センターをはじめ高齢者施設などで大石さん自らが指導し、普及させて40年ほどになる。

 23日、これまで大石さんが活動にかかわった団体が足立区役所庁舎ホールに会し、初めての合同発表会を行った。同時に、今年3月に中国大連で学生たちに教えた健康体操と、朗読の新作発表も行われた。併せて、彼女が所属する足立区文化団体連合会が祝い舞を披露した。

 舞台で、「河内おとこ節」「羞恥心」などの曲目に合わせ各グループの健康舞踊体操が始まると、会場でも身振り手振りをつけながら楽しそうに踊る姿が目についた。

 朗読サロンの会員たちは、オレンジのはっぴ姿で大石さんの著作を感情豊かに読んだ。朗読劇「藤棚の下で」では、大石さんの小粋な「奴さん」の舞が会場を沸かせた。

 大石さんは、現在、日本脚本アーカイブズ倶楽部代表も務める。その縁で、高谷信之さん演出、劇団ギルドによる朗読劇も演じられた。

 このように舞台では、一日中、大石さんにゆかりのある人々が、彼女の指導に感謝を込めながら演じていたのが印象的だった。

 朗読サロンに所属する大橋洋子さんは「多くの方々のためにいろいろなことをしてきた先生の生き方に、いまさらながらに頭がさがります。先生のすべての原点はやさしさなのですね」とたたえていた。

 大石さんは「“足立区の年配はこんなに元気!”を見せようと発表の場をつくることができました。なんと幸せなことでしょう」と控えめに語った。

 (写真上)健康舞踊体操「ソーラン節」=前列右から3人目が大石さん
 (写真中)朗読劇中、奴さんを踊る大石さん=前列左
 (写真下)色を添えた足立区文化団体連合会所属の民謡こども教室

写真をクリックすると拡大します。

 

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