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『江北の五色桜』出版〜江北村の歴史を伝える会 (2008/08/25)



 
 かつて荒川土手に植樹された「江北の五色桜」は、明治期に多くの花見客でにぎわう桜の名所だった。これは、旧江北村(※注)の桜守たちによって植樹されたもので、日本国内のみならずアメリカ合衆国にまで広まった由緒ある里桜だ。

 この先人たちの業績を称えようと、地域住民らで結成の「江北村の歴史を伝える会」(浅香孝子会長)は、散在していた資料を集め、江北の五色桜のガイドブックとして発刊した。

 特筆すべきは、当時の荒川堤に五彩にたなびく桜並木の品種を紙上に再現したこと。

 さらに昨年の春、区内はもとより全国各地に咲く五色桜を会員たちが手分けをして写真撮影に走り回ったこと。2万枚近い写真を整理し、83種類を紹介している。

 膨大な資料を繰りながら、江北の五色桜の歴史をひも解いた部分も貴重な記録だ。

 浅香会長は「私たちは素人の集まりです。四角張った学術書ではなく、多くの人が五色桜を理解し、ガイドブックとしてお役立ていただける本作りをめざしました」と話している。

 足立区まちづくりトラストの助成を受けて、3000冊を出版。区内小中学校・図書館等にも寄贈された。

 一冊、税込みで2000円。本の問い合わせは小泉書店(電話3898・6171)へ。また五色桜の問い合わせは「江北村の歴史を伝える会」(ファックス3896・3779)へ。同会のホームページ=http://www.kouhoku.ne.jp

(※注)旧江北村=現在の足立区江北・宮城・小台・堀之内・鹿浜・新田・加賀・皿沼・谷在家・椿地域を指す。

 (写真上:『江北の五色桜』、写真中:近藤区長=右=へ贈呈する浅香会長、写真下:編さんに携わった会員)

写真をクリックすると拡大します。

 

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