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羽生善治VS茂木健一郎対談〜竹の塚小で特別授業 (2009/12/16)



 
 竹の塚小学校で14日、将棋棋士・羽生喜治さん(39)と脳科学者・茂木健一郎さん(47)との特別対談授業が行われた=写真上。

 ビッグゲストから、将棋のよさ・将棋を学ぶ楽しさについて話を聴いたのは、3年生から6年生300人と保護者ら120人。

 羽生さんは、※感想戦で一局をきちんと振り返ることが大切で、将棋を続けていくうちに集中力、直感力、決断力が培われ、勝負の厳しさを知るとともに礼儀正しさや相手の立場に立ってものごとを考える習慣が身についたと話した。

 「将棋は(ほかの手段ではなく)、最後は人間と必ず指したくなる!」と明かした。

 一方、茂木さんは脳科学者として羽生さんを分析。脳は一つのことで力をつければ、ほかのことにも使える。将棋をする羽生さんの脳は前頭葉がすごく大きくなっている! きみたちの脳はまだまだ楽をしている。楽をしてはダメ。努力して得られることは楽しいよと、子どもたちへわかりやすくかみ砕いて話した。

 突然のサプライズで、校内ちびっ子王将戦で優勝した6年生の杉浦航さんが羽生さんと対戦する一幕も=写真下。3分間ほど勝負が続き、30手で投了。「勝つより互角をめざし、夢中で指しました」と杉浦さんは興奮と喜びで顔を紅潮させていた。

 茂木さんは最後に「脳の研究では、いつまでも子どものころの気持ちを忘れないことが大切とされている。将棋は、大人が子どものときの気持ちを忘れないでいられる一つの手段です。きみたちは、子どものときの感動を忘れないで大人になってください。今日、羽生さんに会った感動も忘れるなよ!」と語りかけた。

 授業を終え、6年生の阿部圭太さんは「将棋は何歳で始めても遅くない、3日間で覚えられるという言葉が印象に残りました」と感想を述べた。

 同校では3年前の夏休みに将棋教室を始め、その後土曜将棋教室を行っている。その縁で、(社)日本将棋連盟等が主催するこの特別対談が行われた。

 ※「感想戦」=対局後に開始から終局までを再現し、対局中の着手の善悪や、その局面における最善手などを検討すること。

(写真上)左=羽生さん、茂木さんの対談
(写真下)中央=杉浦さんが対戦
 

写真をクリックすると拡大します。

 

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